神戸市灘区にある当カウンセリングルームでは、自己心理学や間主観性システム理論といった精神分析の考え方を土台に、心理カウンセリングや心理療法を行っています。カウンセラーは、公認心理師・臨床心理士の資格を有し、かつ精神分析的心理療法家の認定を受けています。

 一般の方へのカウンセリング・心理療法に加え、専門家の方を対象としたスーパーヴィジョンや個人セラピー(個人分析・教育分析)も行っています。

大切にしている考え方

 人が不安定さを感じるのは、「自分がどうなっているのか」が分からなくなっている時ではないでしょうか。そんな時、人は「自分に問題があるのではないか?」と考えたり、周囲の人や環境などに原因を探したりすることで、心を落ち着けようとします。でも、それが思うようにいかないことも多いものです。

 自己心理学では、人が「自分」を安定した存在として感じられるのは、周囲の人との関係を通してだと考えます。そして、不安定さや活力の変化には、その時々のどのような関係が関わっているかを確認し、自分は何を必要としているのか、それがどのようにして得られたのか、得られなかったのかを整理します。こうした作業の積み重ねが、自分という存在を確かなものとして感じることにつながると考えます。

 また、「自分」は関わる相手との関係の中で形づくられると考えると、私がどう思ったか、どう行動したかだけではなく、相手がどのような人で、どのような振る舞いをしたのかも一緒に考えることが必要です。この視点を大切にするのが間主観性システム理論です。

 自己心理学と間主観性システム理論には、多くの共通点がありますが、あえて違いを挙げるなら、自己心理学は「人に何が起きているか(体験)」に、間主観性システム理論は「それがどのように起きているか(プロセス)」に焦点を当てています。

 当カウンセリングルームでは、こうした考え方を背景にしながら、お一人おひとりが安心して自分を見つめられる時間をつくっていきたいと考えています。

【ご相談希望の方へ】

【専門家の方へ】

【お知らせ】

上部へスクロール